各試験片は、事前に温度40±2℃で恒量乾燥したものを用いる。
通常保管状態から40℃乾燥後の質量変化率。乾燥後の質量が基準。
300mmx400mmの試験片を350mmスパンの支持台に乗せ、中央を徐々に荷重したときの最大値。耐水ボードのみ測定する湿潤時曲げ破壊荷重の試験片は、温度40±2℃、湿度85~90%RHで96時間静置。また、湿潤時の曲げ破壊荷重は、乾燥時の約60%。
砂上に置いた300mmx400mmの試験片に、約530gの鋼球を落下させたときのくぼみ直径が、所定値以下であること、及び亀裂の無きことを合格とする。鋼球落下距離は、試験片の厚さによって異なる。
製品厚さ | |||||
9.5mm | 12.5mm | 15mm | 21mm | ||
品種 | GB-F、GB-H、GB-St | 500mm | 650mm | 800mm | 1000mm |
GB-D、GB-NC | 500mm | 600mm | 700mm | - |
1000gおもりを下げた50mmx300mmの試験片の両面を、2台のガスバーナーによる1000℃の火炎で、下記の所定時間加熱したとき、試験片が破断・落下しないことを合格とする。加熱時聞は、試験片の厚さによって異なる。
・厚さ12.5mm(加熱時間8分)
・厚さ15.0mm(加熱時間10分)
・厚さ21.0mm(加熱時間12分)
2時間浸水させた試験片の原紙と石膏芯材とが剥離するかどうかを調べる。全吸水率を測定した試験片を使用。
300mmx300mmの試験片を、2時間浸水させたときの質量変化率。浸水前の質量が基準。
ボードの上に内径60mmのガラス管を置いて外周部をシーリングし、その中に水を高さ50mmまで注いで3時間静置する。その時の質量変化量。吸水前の質量が基準。
紫外線カーボンフェードメーターで48時間照射後、変退色用グレースケール3号より変色しないこと、及び表面に割れ・膨れ・皺などが無いことを合格とする。
燃えにくさを表す規格。加熱時の温度上昇と、煙の出具合を調べる。JIS A 1321の試験方法。
材料の発熱量を調べる。JIS A6901 附属書Aの試験方法。
熱の伝わりにくさを表す値。JIS A1412-2 又は JIS A 1420 の試験方法。
燃えにくさを表す規格。建築基準法に基づく。
50mmx50mmの試験片を、厚さ方向に圧縮したときの最大荷重。
打ち付けた釘の頭を、更にボードに沈み込ませるときの最大荷重。
40mmx100mmの試験片を40℃で、乾燥させた後、温度23℃、湿度90%RHの雰囲気に1日静置したときの寸法変化率。
ボードの曲げ剛性を表す値。曲げ破壊荷重測定データを使って算出。
100mmx100mmの試験片の表面以外をアルミテープで、シールし、所定の環境条件に保持し、質量を測定する。
質量①: 23±0.5℃ 53±3%RH 恒量
質量②: 23±0.5℃ 93±3%RH 24時間
質量③: 23±0.5℃ 53±3%RH 24時間
吸湿量(g/㎡)=質量②-質量①)/試験片面積
放湿量(g/㎡)=質量②-質量③)/試験片面積
150mmx75mmの試験片の縁から12mmの位置に鋼鉄製丸棒(φ2.6mm)を差し込み、引張り荷重を加え、試験片が破断する強度を測定。